たぶん、一生忘れない。

家族が突然倒れて、

救急車を呼んだことが二回ある。

一回目は、自宅玄関にての転倒。

ベランダで、洗濯ものを干していて、

ボー、ボーと音がするので、

下を見たら、家族がそっくり返っていた。

「おーぃ、おーい」と呼んだらしい。

なかなか気がつかないし、降りてこないので、

「早く来い」とも言ったらしい(笑)。

天気のいい初夏であったので、

日差しが身体を直撃して

日陰に動かそうにも、

にっちもさっちもいかない。

救急車で運ばれて一か月近く入院。

外科的処置だったので、

大変は大変だが、

毎日よくなっていく実感があり、

気持ちは軽かった。

そして今回。

二階でドーンというもの音がして、

駆けつけたら倒れていた。

大動脈破裂とか、脳溢血などを

想像してしまい、おおいに慌てた。

救急隊員さんに、事情を説明するのに

なかなかうまくしゃべれない。

頭の中が真っ白になるとはこのことだ。

焦れば焦るほどに、

知らないことが多すぎて慌てる。

運んでいただくまでに、

問診が長く続く。

結果、一時間近くを自宅で待機して

受け入れ病院が決まり、出発。

救急外来に運ばれて、付き添いはそこまで。

待合室で待つこと30分。

手当ての方法が決まり、

入院までが4時間半。

処置をしていただいて、

お医者様とお話できるまで

さらに1時間。

深夜0時を回っていた。

タクシーで帰宅して

寝たのが1時。

眠れるはずもなく、

そこからさらに1時間(-_-;)。

こういうときは、

ハイになっているのか、

とっても元気だ。

肉体は確実に疲弊しているはずなのに。

コロナ禍で

面会は不可能ではあるが、

テレビ電話が使えたので、

幸いした。

気分のいいときに

顔色を見ながら会話ができるなんて。

顔が見られると、少し安心できた。

まるっと安心とはいかないが、

とりあえず原因がわかり、

処置をして、

経過が上向きになってきたので

よしとしているだけだけれど。

早く日常が戻るといい。

どちらも、付き添いで救急車に乗るという、

めったにない経験をした。

慣れることもないし、

できれば乗りたくない。

これはもう、どちらも

たぶん、一生忘れない。

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