アイスクリーム

夏じゃなくてもアイスを食べるように

なったのはいつ頃からか。

ふと、自分の記憶をたどってみる。

小学生の頃。

近所の酒屋さんにアイスが売っていた。

お店の入り口付近。

すだれが長く垂れ下がって日陰を作っていた、

あの暗がりを思い出す。

一本10円だったか、30円だったか。。。。

ミルク味の棒アイス。

銀紙みたいな簡易な包み。

買ってすぐに食べた。

溶けちゃうから。

歩き食いは行儀が悪いと言われた時代。

夏の暑い日を思い出す。

今は。。。。

あの暑さの比ではない?

照り付ける日差しは腕や首筋にチリチリと痛みを

与えてくる。

肉が焼けているに違いない。

昨日は結局、外の温度は38度近くまで上がった。

アイスを頬張ったあの夏の日の温度はいかほどだったか。。。

季節を問わずアイスが売られるようになったのは

温暖化の影響もあるのか。。。

確かにあの頃の夏が過ぎると、

店頭のアイスクーラーは

板きれのつい立てで囲まれ、鎖がぐるぐる巻かれて、

南京錠ががっちりかけられていた。

冬にアイスは食べなかった、はず。。。

思い出すのは、寒い冬の日。

多分クリスマスの頃。

アメリカからやってきたLB社のCMがガンガン流れ出してからだ。

外は雪が降っている。

暖かい室内でごちそうを食べた後、デザートにアイスを食べる。

大きなスプーンで好きなだけすくって食べる、みたいな、、、

ああ幸せな家庭。。。至福って感じ!?

平和で豊かになった日本がイメージづけられていく。。。

あと何年かして、自分が高齢者と呼ばれるようになるまで

生きていたとして、今以上に暑い夏を迎えたら、

どんな生活を送っているのか心配だ。

エアコンの効いた部屋でのんびりゆったりした

生活を送れているのか。

暑い夏の日、寒い冬の日でもアイスを食べていられるのか、と。

そんなことを

ふーっと考えている夏の午後だった。

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