カンガルー状態で。

ご飯の準備に一階へ降りる。

10分もしないうちに、

Kが鳴く。

吠えるのではなく、鳴くのだ。

ぴゅーぴゅーという感じで。

初めはKだとは思わず、

ほかの家からの音だと思っていた。

吠える時の声とは

全く違う、聞きなじみのない声。

肺水腫になってから、

Kの発する音が、それまでとは違う音に変わった。

それはわかっていたけれど、

今回も新たな音を提供されて、戸惑う。

赤ちゃん戻りとか、あるのだろうか。

部屋に居る時は、

クレートで待機していてほしいのだが、

体調が悪いと思うと、

そばで観察できるようにしたくて、

つい、自分のそばに置いてしまう。

そうなると、ひざの上や懐の中ということになる。

PC作業の時は、100%懐の中。

腰ひもで上着を縛っているので、

立ち上がっても、

Kが下に落ちる心配はない。

まるで、カンガルーの赤ちゃん状態である。

すっぽりと上着の中に入って、

息が苦しくなると、

ぷっはぁ~っと顔を出すのが定番、だった。

今は、それをやろうとするが、

苦しさが違うみたいで、

すぐにパンティング状態になる。

ハアハアと息をして、

しばらくするとおさまる。

またもぐろうとするけれど、

ちょっと迷って、止める。

自分のお気に入りの寝方があるようで、

何度も寝方を変えて、落ち着き先を決める。

急に苦しくなる時もあるようで、

起き上がって椅子の背に移動して

長くなって寝る。

これもKが好きな恰好だ。

しばらくすると呼吸も落ち着いて

静かになる。

金、土、と駐車場の作業が止まってしまって、

気になってはいるのだけれど、

Kがこんな状態では、留守番は危険な気がして

離れられない。

今日は、これから病院に連絡して、容体を報告。

16日の検診まで、このままでいいかどうか。

呼吸が荒れることが何を意味するのか。

それがわかれば行動に移せるのだが。

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