スマートフォンにメモ機能と
リマインダーが使えるとわかってから、
極力メモをとらないようにした。
それまでなら、小さい、もしくは大きい紙を
傍らにいつも置いて、気にとめていることを
書き留めていた。
メモ魔かな、と思うくらいに
記録していた時期もある。
思い出した。
ある時、
「下ばかり見ていて、人の話を聞かない」
と言われたことがあった。
自分では、聞き逃さないように
耳をそばだてて、必死にメモをとっていたのだけれど。
そこで、ひとつ学んだ。
見方ひとつで、相手の印象が変わってしまう、ということ。
自分は「人の話を聞かない」人となっていた。
そうして、そのグループから離れることになった。
それまで、しっかりメモをとり、
相手の言うことを聞き漏らさないことを
多少の自信に生きてきた者として、
メモに対していい経験を残せなかった。
もう編集者でもないのだし、メモも記録もいらないか。
そんな気持ちから、だんだんと手が動かなくなっていった。
今では、メモは買い物の時くらい。
極力とらない。
おかげ様で、漢字が書けなくなってきたことはもちろん、
何よりも字が汚くなってきた。
元々うまかった、などとは
思ってはいないのだが(-_-;)、
とにかく、自分の字ではない(>_<)。
ハネも止めもはらいも。
どうも文字の収まりが悪いのだ。
それでも、昨年は資格試験などもあり、
多少書く作業はあったので、
戻ってきた感じはあった。
しかし、今年に入ったら、どうだろう。
また、ペンを握らなくなった。
ああ、さらにさらに汚い字になっていく。
手の具合が良くないことも理由のひとつだが、
記憶力に文字を書くことは大事なことに思えた。
学生の頃は、提出物は右手、予習勉強は左手、という具合に
左右の手をバランスよく使う工夫もしていた。
これから、どうだろう。
やり直してみるか。
毎日の習慣を思い起こせば、
指先を使うのは、このPCに向かう以外は
やってこなかったのだが。
できるだけ、メモをとる。
メモをとると、忘れにくい。
それは実感する。
繰り返し目に入ってくるから。
頭の中で反芻するから。
意識してメモをとるようにしよう。

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