手が止まって。

延命措置という言葉があって

知ってはいたけれど、

家族の延命措置に

自分が判断するのはどうか、と

思っていた。

本人の意思に沿いたい。

でも、果たして本人は

本音をいうのだろうか?

過去に家族が大きな病気をしたとき、

そんなことを漠然と考えつつ生きて来た。

書類上で延命措置をするか、しないか。

聞かれるものもあった。

過去は❝する❞、としていた。

今回は❝わからない❞、とした。

すると、数回にわたり

主治医から回答を求められた。

今日はその数回目。

やはりしっかりとした返事ができず、

書類は一時預かりにしてもらったところ、

本人が❝しない❞と決めた。

主治医は❝しない❞を満足したようで

「延命措置をすると、本人はもとより

家族も悲惨です」

という。

「家族が駆けつけるまで

延命してもらえませんか」

と聞くと、

「無理です」

と。

泣けてきた。

そのあとは頭が真っ白になり

何をしてきたのか。

その日何をしたのか。

このブログも3日ほど

手がつけられなかった。

時間が止まった気がした。

それでも13日の日付で残すのは

その時の気持ちを残すため。

今日13日の出来事、

主治医とのやり取りを忘れない。

歳をとってからの大病は

精一杯生きてきた人生の先輩に対して

無情である。

それしか残らない。

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