目を閉じて寝ている。

飼い主がPCに向かって

何か作業をしている間、

それまでのKは、ひざの上にいた。

丸まったり、上着の中に入って

「苦しくないのぉ~」と

声をかけられ、

鼻息でTシャツを濡らしながらも

ここぞとばかりに寝床をキープしていた。

それが、肺水腫になってからは、

ひざの上に来なくなった。

フローリングが気持ちよいのか、

カット絨毯との間にお腹を当てるようにして、

フセの恰好、もしくは、横になって

目をカッと見開いている。

呼吸は早い。

飼い主は、毎日その姿を見るのがツラく、

Kにとって、今後の日々は

どんなにか苦しいものになるのでは、と

想像し始めた。

心臓専門医に診ていただき、

強心剤の量を増やして今日で6日目。

横になったKが瞳を閉じている瞬間を

見ることが多くなった。

薬が効いているせいなのか、

夏の暑さが過ぎたからなのか。

とにかく、眠れなかったKが

少しでも眠ってくれることが、うれしい。

変化はそれだけではない。

尿の出が、昨日は少なかったように思えた。

回数もそうだが、一回に出る量が以前と少し違うか。

なにぶん、素人の見立てだから、

Kの身体の中で何が起こっているのか、

これから何が起こるのか、はわからない。

その不安の中で、専門家の意見は

問い合わせをしても、すぐには伺えないことも学んだ。

飼い主の精一杯で、やっと探すことのできた、

人気の名医に執刀していただくのだから、

病に苦しんでいるワンちゃんは

列をなして待っているはず。

病院は患者であふれており、

Kにばかり関わってはいられないことも承知。

直接、執刀医と対話できるのもわずかなのだ。

当然のことであり、仕方がないことである。

看護師、助手の先生が間に入って、

伝言の形で一生懸命対応してくださる。

でも、先生のお考えが即、響いてこないので、

不安は尽きないのだ。

やっと、ここまで来たのだから、

まだ、一度しか訪ねていない場所だけれど、

これからお世話になる場所と決めて、

Kが無事に心臓の手術が

受けられるようになるまで、辛抱だ。

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