朝5時。
Kの視線で目が覚める。
暗闇に瞳が光る。
頭をなでると、目を細めてくれる。
呼吸は荒くない。
ただ目を開けて、じっとしている。
首元をマッサージしてみる。
気持ちがいいのか、目を閉じて
口をくちゃくちゃする。
この、口をくちゃくちゃは
気分が悪いのではないか、と
このところ疑っている。
吐き気とか。
ポンプを使って、お水を含ませる。
寝ながらでも、上手に飲んでくれた。
体調のいいKなら、
起き上がって、トイレに行くのだろう。
もう少し様子をみるか。
6時を回った。
飼い主も寝がえりを打って
Kに背を向けていた。
小さくクゥーンと鳴く。
向き直して、頭をなでる。
そんなことを繰り返す。
飼い主は起きて、トイレへ。
Kだってトイレだろう。
布団をはいで、抱き上げる。
心なしか、軽い。
トイレの前で降ろすと、
少し考え中。
間があって、用を足す。
『よかった、よかった』
薬とご飯は7時にならないと
与えられないから、
もう少し寝ていよう。
布団に戻すが、すんなりは寝ない。
掛け布団の上に寝たいらしい。
元気なKなら、ぴょんとジャンプして
長くなって寝るのだけれど、
今日はそれはできないみたい。
抱き上げて乗せてあげる。
首をぐっと伸ばして、
身体も長く伸ばして寝る。
飼い主がパソコンに向かっても
ぐずらない。
振り返ると、こちらを見つめている。
何か言いたげにも見える。
朝食の食べっぷりをみて
病院に連れて行くか、決めよう。
週末だから、判断は早いほうがいい。

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