聞きなれない音。

Kの療養生活が続いている。

昨日あたりから、長く吠えるようになった。

興奮させてはいけないのだけれど、

Kの場合、この性格はどうにもならない。

少し元気が出てきたことは間違いないとは

思うが、そのあと、フセの恰好をしたり、

横向きになって寝ていたりするところをみると、

決して手放しでは喜べない現実がある。

つい、2~3日前から気になることで、

Kの鼻から出る音がある。

ふん、フンっというような、

なんとも表現が難しい。

今日などは、人間のひゃっくりのような

感じにも聞こえた。

口をくちゃくちゃしているのも、

病気の前兆だったようで、

今頃なんで、わかるかなぁ、と。

歯ブラシでの歯磨きをしなくなって、

口臭もそれほど気にならないが、

くちゃくちゃするのは、歯のせいかと

考えていた。

なんだか、このところ、

矢継ぎ早にやらなくてはいけないことが

押し寄せてきたように思っていたが、

何をいまさら、という気にもなっている。

Kの持病については、

悩んで悩んで方向は決めてあったはず。

こうして、現実に大きな展開を見せて

明日をどうする、となったとき、

この飼い主はあまりに無様である。

今回の音、

聞いたことのない音で、

不安が増えた。

Kに不安が伝わるとマズいが、

毎日その繰り返しだ。

情けない。

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