無事に朝がきた。
Kがご飯を選り好みするのは
元々そうだったから気にしない。
でも、身体に栄養分を入れないと
別の臓器がやられてしまう、と
聞けば、食べたがらなくても
同じ栄養素を探して、
何と食べてもらいたいと思う。
2日連続で深夜3時に起き上がり、
何かを訴えかけてくる。
お水か、
トイレか。
いずれも済ませるが、
むくッと起き上がり、
鼻を鳴らす。
肺水腫と診断される前までは、
ごほうびを欲しがっていての行為で、
癖になってはいけない、と
背中を向けてムシしたりしたこともあった。
しかし、この甘える行為で
心臓がバクバクするようなら、
それは良くないように思えた。
ごほうびよりも、
食事を与えようと
ウェットフードを少し用意してみた。
食べる。
一日の食事の摂取量は減ってしまったはずだから、
お腹は空いているはず。
食べるのが当たり前なのだ。
この際、何でも食べてほしい。
でも、次に瞬間。
気持ちがドーンと落ち込む。
食べて元気になってくれると
単純には思えないから。
食べた後、横になったKの様子を見ると、
寝苦しいのか、何度も位置を変えるために
起き上がる。
息苦しいのか。
何とももどかしい。
食事を食べてくれない、と悩み、
食べてくれれば、食べた後のことを
考える。
体内の血液が一気に活発になって
心臓に向かって動き出すと思うと、
食べなければ始まらない、と思いながらも
悩んでしまう。
利尿剤を飲んでいるので、
水を今まで見たことがないほどに
飲んでいる。
就寝後、2時間に1回くらい起きて
トイレへ。
決められた水の摂取量が一日300ml程度。
水をペットボトルに計って入れて、
残量を見ながら与えていく。
今のところは順調。
摂取が難しかった投薬は
食事と完全に別にして
ちゅ~るで流し込む作戦。
こちらも今のところ拒否されていない。
ちゅ~るは添加物が怖くて、
普段なら手を出さないところ。
でも、今はそんなことを言っている場合ではない。
薬を身体の中に入れて、
状態を安定させなくては。
この呼吸の早さ。
胸部の上下運動を見ていると
日常的に見ていたはずなのに、
恐ろしさを感じてしまう。
とにかく、
これ以上、悪化のさせないように、
悪化の速度を弱めるように。
興奮させないように、
のんびり過ごせるように。
外に人が通るだけで
興奮してしまうK。
3歳まではそんなことは
なかったのに。
どうやって、この興奮をおさえられるのか。
毎日がKの命に関して考えてばかり。
わかっていたはず、
想像してきたはず。
それでも、この衝撃は強かった。
人間の日常も変わってしまった。

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