今日で20日目。

Kが肺水腫になって

今日で20日目。

今日も呼吸は早いが

飼い主の後追いをし、

ごほうびをねだり、

ベランダに向かって

少し吠えてみたり。

発症前と変わらないように

みえる。

しかし、抱き上げて感じるのは

口からもれる

「ごぉ、ごぉ」と

聞こえる微かな吐息。

ぜーぜーなのかもしれないが、

飼い主にはこう聞こえる。

人間でも肺に異常がある人が

ぜーぜーいっていることがある。

そんな感じなのか。

ネットでハーブがいいとあり、

早速注文してみた。

到着したら食事に取り入れてみる。

咳をするのは、

一日のうちで2~3回くらい。

苦しそうな乾いた咳はまだ。

どれも軽めの水を飲んでむせたり、

吠えすぎてむせたり。

咳が少しでも楽になるように。

ハーブが効いてくれるといい。

咳をして、呼吸が苦しくなって

どうにもならなくなるのに

どのくらい猶予があるのだろう。

今日は穏やかに過ごせているほうだと

思っているが、それでも

身体の中では

負担が大きくなっていると思う。

毎日、考える。

この、すぐに興奮してしまうKを

自動車で都内の専門病院に連れて行くことを。

どうやったら運べるのか。

どのタイミングならいいのか。

運ぶ際中に発作が起きないか。

今の先生はKにとって

申し分のない先生だと思っている。

Kのことを一番に考えてくださり、

性格を見ながら、嫌がらないように

ストレスをかけない医療を考えてくださる。

内科治療であれば、このままがいい。

でも、根治が可能な身体であるなら、

根治を目指してもいいのではないか。

そう考えてしまう。

ただ、ただ、心に重くのしかかっているのは、

Kの怖がりで、すぐに心臓がドキドキして

しまう性分のこと。

知らない土地で、知らない先生に

ゆだねたところで、

検査入院中に

心不全を起こすことも

ありうるのではないか。

そのことが、グルグル、ぐるぐると

頭に中を回り、苦しくなる。

昨日までは、呼吸が早く、

それを何とかしたくて精一杯だったが、

こうして、少し落ち着きをみせると、

専門医に見せたいと思ってしまう。

これも人間のエゴであろうか。

検診でも安定を見せて、

まだ、大丈夫と思っていた8月のあの日。

今の先生と相談して

専門医に一度見せようと思っていたことも、

そのうち、そのうちと思っているうちに、

全部間に合わなくなってしまった。

後悔しても、したりない。

でも、先生がおっしゃったように、

後悔したところで、『現在がすべて』である。

今のKの状態を少しでもよくして、

次に何ができるのか。

それを考えていくしかない。

肺水腫を起こした場合、

余命は半年から9カ月という。

昨日、

「年越ししなくちゃね」

と、家族が言った。

そうだ、少しでも元気になって

年越しをするのだ。

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