動物の手術を行う上で、
発情(ヒート)になっているか、
いないのか、ということは
重要なことらしい。
体内のことは、よくわからないが、
ホルモン活動が活発になっていて、
血管が膨張していたり、
子宮が腫れていたり、と
手術を行う上での危険度が
増すという。
今回、Kが1か月前くらいから、
ヒートの時にする、
『腕を舐めてくる』
『ぬいぐるみを相手にマウンティングをする』
『陰部を気にする』
という行為をしていたため、
執刀の先生に報告してもらった。
そこから、子宮を取る手術が先になった。
子宮が無くなれば、
心臓の手術中、手術後の
合併症の可能性が減る。
心臓が悪いから避妊ができなかったKにとって
最善の道のように思える。
しかし、腑に落ちないこともある。
21日に、精密検査でKを預けた際には、
ヒートの話もなく、
あくまでも、追いかけて、
こちらの見た目の感覚を話しただけでしかなく、
診察はしていない。
血液検査など、化学検査では、
子宮水腫があるものの、
心臓の手術は可能、と診断されていた。
子宮水腫に関しては、心臓が安定してから
改めて避妊手術をしましょう、と。
それが、思わぬ急展開である。
ヒートか、ヒートじゃないか、
科学的はわからないものなのか。
外科手術の決断というのは
こういうものなのだろうか。
飼い主が、
「ヒートっぽい動きを最近しています」と、
言っただけで、
心臓手術を後回しにして、
大丈夫なものなのか。
犬のヒートは、
発情初期、発情、発情後期、無発情期と
四期に分かれるらしく、
Kの症状がヒートの動きであるならば、
発情後期になるかと思われる。
出血もなく、陰部も膨らんではいない。
もしかしたら、手術のタイミングとしては
ドンピシャなのかもしれない。
それを、発情初期のような理解を
医師がしているのであれば、
手術を遅らせる、とか
子宮を先に取ってしまおう、と
いうような判断になるのではないか。
ただでさえ、心臓に爆弾を抱えたまま、
子宮を取る手術をする、という話になってしまい、
飼い主としては、眠れない日々が続いている。
金銭面でもそうだ。
緊急オペの枠というものがあり、
金額が通常よりも高い。
心臓の手術の予定日が
黙っていたら来年の1月になってしまう、と
いうことで、緊急オペの枠を使うことにした。
しかし、今回子宮の手術をその枠で使うことになり、
さらに、心臓の手術も緊急枠を使うことになる。
急いで手術をしていただき、
運がいいのか、悪いのか。
一度の手術で、長年の不安材料を消し去りたかった
飼い主の思惑は、倍になって襲ってきている。
子宮を取る手術は、うまくいったとして、
次の心臓の手術まで、素人飼い主が
世話をすることになる。
大丈夫か。
投薬のタイミングも量が増えたことで、
少しずれてしまったり、
計算通りにKに与えていない気がする。
ここに来て、素人にかかる比重が重くなってきた。
心臓をなんとかしたいから、子宮が先。
頭の中で納得させているけれど、
不安は一向になくならない。
子宮の手術からKの身体を切り刻むことの
スタートになることだけは避ける。
心臓手術の前で、有り金がすべて無くなり、
『お金がないから、手術を受けさせてあげられない』と
いうことにならないようにしたい。
祈る。
もう、祈るしかない。
それしか、無力の飼い主にできることは
無くなってしまった。

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