Kの咳。

夜、布団に入ってから

しばらくすると、

「かはっ、かはっ」と

まるで子供が咳をするように

小さな変化をみせるK。

このところ、夜寝てから

その2回の咳をして

ただ、それだけのことだが

胸騒ぎがする。

これは何を意味するのか、

ネットで調べたりするけれど、

よくわからない。

以前、病院の先生に

咳の相談をしたところ、

やはり、咳がひどくならないと

よくわからないのが本音のよう。

不安はつのる(-_-;)。

去年の夏。

ちょこちょこと咳をするようになって、

それでも基本元気だし、

様子は変わらなかったので

ギリギリまで病院へいくのを

ためらった。

その結果が『肺水腫』。

もう、二度とあんな思いをさせたくない。

咳は暑さのせいだろうか?

このところ涼しいのだが……。

心臓の手術を乗り越えてくれたのに、

三尖弁の閉鎖不全症を持つK。

手術すればすべて元通りになる、と

考えていた飼い主は、

術後に三尖弁のことや、

心臓肥大のことを聞かされて

愕然とした。

肺水腫のために

心臓が大きくなっていたこと。

左心房が耐えきれなくなり、

右心房に影響が出てしまったこと。

手術して右心房の逆流を

確認したけれど、

同時に2か所の手術は行わない、と

ハッキリ言われた。

そして、もう、Kの心臓の手術は

今後することはない、のだ。

いずれ、僧帽弁のように

血液の逆流量が多くなり、

咳が出て、肺水腫になり……、と

いう経過をたどるらしい。

なぜ、もっと早く動けなかったのだろう。

後悔ばかりだ。

手術の順番待ちの間に

悪化させてしまったのだろうか?

今となっては取り返しがつかないことだ。

どんなに考えてもKに申し訳ない、と

思うばかり。

だから、結果オーライ、と

考えて前を見るしかない。

僧帽弁の手術をしていただかなかったら、

今の状態のKはありえないと思うから。

肺水腫になって

手術を受ける間に

体重が3キロを切ってしまったK。

枕元で眠るKからは

心臓の

「ドックン、ドックン」

といった音が

「ばりっ、ばりっ」

といった音に聞こえた。

抱き上げると

心臓の鼓動が手に伝わるほど。

あのときに感触を忘れない。

怖くて仕方がなかった。

そんな経験も、今では

思い出に思えるほどに

日常が帰ってきた。

家で過ごすだけなら、

元気なころと変わらない。

階段だって昇ってしまう。

食欲にいたっては、

11年生きてきて

一番よく食べてくれるのではないか、と

思うくらいだ。

だから、ここで、

術後一年足らずで、

心臓の別の場所が

悲鳴を上げてしまうのは

どうしても避けたい。

先生に診せるのは

咳がひどくなってきてから、

とはいえ、

一年検診は10月である。

先が長い。

今の咳が無くなることが

あるのか、わからないだけに

不安はつのる。

この一週間近く、

暑さから雨続きで

過ごしやすくなっているにも関わらず、

気分が落ち込む。

この気分から解放されることは

ないのだろうか。

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