家族が介護認定を受けたのは
昨年のこと。
入院先まで来てくださり、
本人の聞き取り、
病院の聞き取り、と
細かなステップを経て
程度が決められた。
退院してからは
少しでも日常を取り戻そうと
食事の注意や運動の指摘など、
世話をする家族は気をつかってきた。
その甲斐あって、
最近では会話に苦労することもなく
ごくごく日常生活が送れるようになった。
それでよかった。
このままの日常が続いてくれたら。
今年の介護認定では
評価が改善の方向になり、
介護が外れた。
これも、一年の頑張りに対する評価であると
介助人である家族は素直に喜んでいたのだ。
しかし、気づいてしまった。
この先の日々で
万一入院などして体力が落ちて
寝たきりにならないとも限らない。
そうなったらどうなるのだろう。
評価はあくまでも公正なものである。
今、現在の状況をしっかりと評価していただけた。
しかし、だ。
3月上旬に認定員の方がいらして、
結果をもらったのが4月に入った頃。
あと10か月今の状態でいられるか?
考えてみれば、
昨年11月に右の肋骨骨折をしたあたりから
ちょこっとずつ体調不良を訴えるように。
病院通いが月に1回くらいあり、
肋骨骨折は要安静だけなので
処置しようがないのだが、
どうも本人の様子がおかしい。
右肋骨が痛いはずが、
2月になる頃には
左側を指摘するようになった。
『老人に多い肋間神経痛のようなもの』
と、初めは思っていた。
病院に連れて行き、
レントゲンを撮っていただき
診ていただいたが、異常なし。
どうしたものか、と思っていたら、
3月に中旬に嘔吐をした。
明け方に具合が悪くなり、
ひとりで処置したようで
なぜ声をかけないのか、と
腹立たしく思った。
すぐに病院へ行き、
血液検査、CT検査をしたが、
胃腸炎とのこと。
点滴と薬をもらって帰ってきた。
そんな中での認定結果。
このまま胃腸炎が治まり、
また日常が戻ると思っていた。
しかし、そうはいかなかった。
左側の違和感は
胃の違和感だったようだ。
先週の内視鏡検査で
ここ数カ月の本人の指摘が
解明された。
元来、痛みに強い家族なのだ。
人に弱いところを見せたくないのか。
絶対に❝痛い❞と言わない。
だから今回も
「なんとなく、このあたり(左脇付近)が
違和感がある」
としか言わない。
だから、先生も皮膚を診たり、
骨を診たりと考えてくださっていた。
今回のように、
ひとたび病気がわかれば
今後の進行次第では
入院もあり得るし、
その影響で寝たきりにもなる。
そう考えたら
今の認定レベルでは
対応が追い付かなくなる。
これは困った。
去年までのレベルであれば
万一の際に地域支援が期待できる。
❝転ばぬ先の杖❞だ。
何をどうしたらいいのか。
介護支援専門員の方に
助言をいただき、再申請をした。
明日からまた、3月と同じ審査が動き出す。
認定面接担当者も一緒。
違いは医療関係者の聞き取りだけだろう。
どんな違いが出るものなのか。
病気の進行と審査の進行が
並行して進むような状態で
心のモヤモヤがどちらもスッキリしない。
介助人のほうが倒れてしまいそうだ。
我が家にはもうひとり居るのだ。
そちらは耳が聞こえにくくなっている。
行動や発言にこれまでにない変化がある。
気にしたら気が狂いそうである。
突破口を探せ。

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